ビレッジハウスの初期費用は安いけど、退去時の費用はどのくらいかかるの?
敷金は無しだけど、退去時はどうなるの?
事前に退去時のことを内容を知っておきたい!
こんな悩みにお答えします。
- 本記事の内容
- ビレッジハウスの退去時は原状回復費用がかかる
- 退去時はハウスクリーニング費用は必ずかかる
- 短期解約違約金がかかる場合あり
- ビレッジハウスを退去する時の連絡先
- 本記事の信頼性
- 不動産会社勤務7年
- トータル仲介件数約1,000件以上
- 宅地建物取引士
ひろりん@hirorinfudousan
この記事を書いている筆者は、現在不動産会社に勤務して7年になります。筆者自身のいままでのトータル仲介件数は1,000件以上となります。
初期費用が非常に安いことで知られている「ビレッジハウス」ですが、退去時にどのくらい費用がかかるのでしょうか?
入居する時は安くて良かったけど、退去時にこんなにかかると思わなかったとならないように事前に退去時のことについても知っておきましょう!
ビレッジハウスの退去時に注意する点はたったの3つです。
3つの注意する点
- 原状回復費用がかかる
- ハウスクリーニング費用が必ずかかる
- 短期解約違約金がかかる
この記事を読めば、最低限抑えておくべき退去時のことがわかります。
これから入居を考えている方、既にビレッジハウスへ入居している方にとってとても重要な内容であることは間違いありません。
それでは、順番に解説をしていきます。
もくじ
ビレッジハウスの退去時は原状回復費用がかかる
まず、ビレッジハウスの退去時は実費精算になります。
敷金がある物件であれば、退去時は敷金から退去費用を引いて精算になりますが、ビレッジハウスは原則敷金無しで入居してるので、退去時に必ずお金を支払わなければなりません。
入居する時の初期費用は安いですが、退去時にお金が必要となるので、退去する際は事前にお金を用意しておかないといけません。
ちなみに生活保護を受給している入居者の方は、市から転居費用がでるので、その場合は敷金を2か月分を預かって契約するケースもあるようです。
原状回復費用とはなにか
基本、賃貸物件を借りると必ず入居者の故意過失で傷つけた部分については、修繕費用がかかります。
故意過失とは
- 床に飲み物をこぼして、シミやカビができた
- 部屋でタバコを吸ったことが原因のヤニ汚れ
- 引っ越しの家具の搬入の際に壁に傷をつけてしまった。
反対に貸主側が負担する部分とは?
経年劣化とは
- 冷蔵庫や家具を置いたことが原因でついた設置跡
- 壁等の画びょう、ピン等の穴(下地ボードの張り替えが不要な程度)
- エアコンの設置跡
- 日焼け等が要因のフローリングの色落ち
経年劣化とは、通常の生活の範囲内で劣化していく点は必ずありますので、その部分については貸主側が費用負担しなければなりません。
ビレッジハウスではないと思いますが、なにも分かっていない大家さんが経年劣化部分も入居者が負担しないといけないと思って請求していることがあります。
当然払う必要はないので、入居者側も知識をもっていないといけませんね。
また、【トラブル防止】賃貸物件のエアコンの設置とビス穴の原状回復義務の記事でも原状回復のことについて解説していますので、参考に読んでみてください。
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退去時はハウスクリーニング費用が必ずかかる
ビレッジハウスの退去時には、全物件共通してハウスクリーニング費用が必ずかかります。
ハウスクリーニング費用=1㎡×1,100円(税別)
30㎡の部屋の場合
30㎡×1,100円=33,000円(税別)
ハウスクリーニング費用目安
- 1R、1K、1DK = 30,000円(税別)
- 1LDK、2K、2DK = 40,000円(税別)
- 2LDK、3K、3DK = 50,000円(税別)
- 3LDK以上 = 60,000円(税別)~
比べてみるとわかりますが、決して高い金額ではなく、良心的な設定といえますね。
ハウスクリーニング費用は入居の期間が1年であっても10年であっても一律でかかります。
極端な話、契約だけして入居していなくても引き渡しが終わっていればハウスクリーニング費用は必ずかかります。
短期解約違約金がかかる場合あり
ビレッジハウスの公式ホームページでも記載されていますが、2年以内もしくは1年以内に解約して場合は違約金が発生します。
- 12ヶ月以内の解約: 家賃3ヶ月分 + 退去時クリーニング費用
- 24ヶ月以内の解約: 家賃2ヶ月分 + 退去時クリーニング費用
短期入居で考えている方は、2年以内の退去の場合違約金が発生するので要注意です。
ビレッジハウスを退去する時の連絡先
ビレッジハウスを退去する際は下記の連絡先へ連絡が必要です。
住まい相談センター
- 0120-83-0415 (東海・関西・中国・九州・沖縄エリア)
- 0120-83-0201 (関東北信越・北海道・東北エリア)
お住まいのエリアの窓口へご連絡してください。
電話するとガイダンスが流れるので、案内に沿ってすれば大丈夫です。
退去する際は、最終的に室内の立ち合いが必要となりますので、退去が決まったら余裕をもって連絡をしましょう。
まとめ:初期費用は安いが短期解約時は要注意!
いかがでしたでしょうか。
今回はビレッジハウスの退去時について解説をしました。
初期費用が安い分、短期入居の場合だと違約金も発生するので負担が大きくなりますね。
長期的に入居を考えている人にとっては、やはりお得な物件であることは間違いありません。
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